REVOKE(リボーク)とは
REVOKEとは、今まで接続したことのあるサイトからウォレットを解除することをいいます。
「それってどんなメリットがあるの?」
自分のウォレットを守ることができます。
信頼のおけるサイトであればウォレットを接続しても基本的には問題ないと思います。
しかし…
怪しいサイトや得体のしれないサイトにウォレットを接続してしまったことによって、ウォレット内の資産が抜かれてしまうことがあります。
このような被害は、SNSなどでもよくお見かけします。
実際にあったウォレット被害例
このように、ウォレットから資産が消えてしまうことは、もはや他人ごとではありません。
「MATIC タダ」などで調べるとたくさんの無料配布サイトが表示されます。私も実際に試したことがあり、無料でMATICがもらえたことに驚いたのを覚えています。
とはいえ、得体のしれないサイトですし、タダという背景には何があるのかわからないということも身をもって知ることができました。
ちなみに「蛇口」というのは、無料で配布しているサイトを主に指し、無料で水が飲める蛇口を想起しているものだと思います。
被害について戻りますが、これはおそらくウォレット自体の情報が抜かれたのではなく、接続したサイト自体の脆弱性が問題でウィルスやハッキングを受けたということが濃厚でしょうか。
ハッキリとしたことはわかりませんが、よくわからないサイトにはウォレットを接続しないということが大切になってきます。
REVOKEのやり方
ということで、怪しいサイトに接続してしまった方や不安な方向けに、REVOKE(解除)する方法を紹介していきます。
とりあえず、安全なサイトからアクセスしましょう。
安全な公式サイト

上記のサイトがおすすめです。
ちなみに、偽物も存在するらしいので、アドレスを確認するクセをつけましょう。
https://debank.com/ ←が正解のアドレス
REVOKEの手順
今回は、Polygonネットワークを例に解説していきます。
まず、トップページの右上(赤矢印)をクリック。自分のウォレットを接続します。

次に「Profile」をクリック。

「Approval」をクリック。

ブロックチェーンの「Polygon」をクリック。
チェックしたいブロックチェーンをそれぞれチェックできます。

接続しているサイトが表示されます。

Declineをクリックするとメタマスクが起動します。解除が完了すると表示欄から対象が消え去ります。
「怪しい・知らないサイト」はすべて解除していきましょう。
Declineにはガス代がかかりますが、表示される額もかなり少額で良心的。およそ数円で済みます。
ちなみに有名なOpenSeaは「Unknown project」と表示されます(笑)これについては、なんでやねんといいたい。
さらに不安な方向けに…
メタマスク自体のセキュリティをアップさせましょう。
方法は簡単!5秒で終わります。
ツイート内容で終わりです。めっちゃ簡単なのでおすすめ。
メタマスクの初期設定は「すべてのサイトに接続」するという、まぁまぁ危険設定。
この方法で自動的に接続するのでなく、クリック要求で承認したサイトだけ接続することができます。ほんとに簡単なのでやっておくと便利かと。
まとめ:REVOKEの方法は知っておくだけでも一歩アドバンテージ
もし、今現在怪しいサイトに接続していない方も、いつ何時そういうサイトに出会ってしまうかわかりません。
そんな時、事前にREVOKEの存在を知っているだけでも、焦ることなく取り組めるのではないかと思っています。
焦りは判断力を奪います。
「怪しいサイトかもしれない…接続しちゃった。どうしよう…」
こんな時こそ冷静にREVOKEしましょう。
知っておくだけでも一歩アドバンテージですよ。
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