この記事は、NFTには興味があるけど、大変そう・むずかしそうというイメージを持った方に向けて作りました。
NFTの基本的な知識を織り交ぜながら、実際に購入するところまでガイドしていこうと思います。
最初にいっておきたいのが、それなりに大変です(笑)
ただ、手順通りに進むことでNFTの購入まではたどり着けるのでご安心を。

できるだけかんたんに置き換えて解説していきます♪
NFT初心者の最初の難関「ブロックチェーン」
ここではブロックチェーンの概念とか仕組みに関することは説明しません。覚えてもあまり意味がないからです(笑)
やりながら自然と意味を理解していくので充分OKだと私は考えています。今は「ふ~ん」程度に思っていれば大丈夫です。
とはいえ、NFTを購入するために必要なレベルは知っておきましょう。
まずは、
- イーサリアム
- ポリゴン
この二つの違いで、一度は頭を悩ませると思います。
大きな違いは「マーケットの大きさ」と「ガス代の有無」です。
端的にいえば、
- 仮想通貨に慣れており、長期的にNFTの参入を考えている方は「イーサリアム」
- 全くの初心者で、とりあえずNFTを触ってみたいと思っている方は「ポリゴン」
この考え方で、とりあえずはOKだと思います。
正直、イーサリアムでNFTをスタートできるのが間違いなくいいはずです。とはいえ、ガス代がビックリするほど高額で、初心者にとってはそれだけでもうお腹いっぱいだと思います(笑)
ガス代とは手数料のことです。NFTを買ったり売ったりするときに手数料がかかります。メルカリとかも手数料を取られますよねw
つまり、最初は手軽さのあるPolygonをおすすめします。
ということで、今回はPolygon(ポリゴン)でNFTを始める方法についてを解説していきます。

リスクなしで始められるので、Polygonは本当におすすめできます。やりながら覚えるにはもってこいかと。
MetaMask(メタマスク)にMATICネットワークを追加する
メタマスクを登録していない方についてはこちらから⇩

MATICネットワークとは、「Polygon」のことだと思って大丈夫です。どうやらMATICは古い名称らしい
つまりMATIC=Polygonと思ってください。話を進めていきます。
この「MATIC」というのは、PolygonのNFTを購入するために必要なネットワークを意味します。私はPolygon専用の購入カードをイメージしています。(PolygonのNFTを購入するためだけのクレジットカードみたいな)
MATICネットワークの追加方法


- ネットワーク名 : Matic mainnet
- 新規 RPC URL : https://rpc-mainnet.maticvigil.com/
- チェーンID →:137
- 通貨記号 →:MATIC
- ブロックエクスプローラURL : https://polygonscan.com/


これで下ごしらえの完了です。次は実際にウォレットに通貨を入金していきます!
メタマスクウォレットに Polygon(ETH)を入金する
何が面倒って、PolygonのETHって直接購入できないんですよね。これが買えたら超ラクになるのに…
なので、少々手間をかけて購入する必要があります。
手順は以下の通り。
- Binance(海外の取引所)でMATICを購入
- BinanceからMATICをメタマスクへ送金
- JetSwapでMATICをPolygon(ETH)へ変換
この方法が最も簡単で初心者でもミスが少ないと思います。てか起こらない
もちろんこれ以外にも方法はあると思いますが、むずかしいのはあえて選択していません。やりやすさと再現性を重視。
例えば、国内取引所(コインチェック)でXRP(リップル)を購入し、Binanceへ送金、XRPをMATICにコンバート(変換)する…などがありますが、だったら最初からMATICを購入できるBinanceで購入してしまった方が早いと思います。補足すると、これは国内取引所で資産を持っている場合ですね。
BinanceからMATICネットワークを利用してメタマスクへ送金するわけですが、この「MATICネットワーク」がたまに利用できないことがあります。ここだけはあらかじめ注意が必要です。

最初はいかに少ない工程で「使えるようにするか」が大切だと考えます。仕組みが分かってくれば自分でルートを選べるようになりますよ♪
メタマスクウォレットにPolygon(ETH)を入金する手順



今回の場合ですと、8.73MATICを購入することになります。およそ0.003ETH(2,000円しない程度)
PolygonでNFTを購入する場合、0.005ETHは確保した方がいいかもしれません。
理想は、5,000円入金して全額MATICに変換。後述するPolygon(ETH)変換時に5~10MATICほどウォレットに残しておくイメージです。こうすることで今後MATIC関連のガス代で困ることはないかと。




これでMATICがBinanceへ入金されました。次はメタマスクへ送金します!




今回は、あえて「7MATIC」に指定して出金していきます。




これでメタマスクにMATICが入金されました。次はMATICをPolygon(ETH)に変換します!
まずは、JetSwapとメタマスクを連携させましょう。「Connect Wallet」をクリック。
連携後は、JetSwapの左メニューから「Exchange」をクリック※上記リンクからであれば自動的に切り替わっています

From:MATIC
To:ETH
に設定し「Swap」をクリック。
あとは確認作業だけで完了します。
「Confirm Swap」→「確認」→トランザクションに登録される→「close」をクリックで完了

MATICネットワークのETHが増えていればOK!成功です!あとはNFTを購入していくだけ!
Polygon(ETH)でNFTアートを購入してみよう!
メタマスクウォレット(財布)にお金が入っている状態になれば、あとはもう超かんたんです!
今回PolygonでNFTを購入するのにあたって、Twitterで募集をかけてみたところ、多くの方が名乗り出てくださいました。その中から、一枚のNFTを選ばせていただきましたので、実際に購入しながら解説していきます。
実際のツイートはこちら⇩
Polygon(ETH)でNFTアートを購入する手順
今回は、Twitterで募集したコレクションから選ばせていただきました。
購入はCryptoNyanksさんのコレクションから購入させていただきます。

≫ CryptoNyanksさんのOpenSeaコレクションはこちら
通常であれば、OpenSeaで探すかSNSを利用してNFTアートを検索します。
NFTクリエイターを紹介しているので良かったら覗いてもらえると…

投機目的(あとで価値がアガルかもみたいな…)ではなく「欲しい!」を優先!





自分のOpenSeaを確認しましょう!「Collected」欄に購入したNFTが入っているはずです。

面白いのが「NFTを購入する」ことが、最もかんたんな工程となります(笑)
Polygonは購入する時、ガス代がかからないので本当に買いやすいのが特徴です。

めっちゃかんたんに購入できるので、買い過ぎにはご注意を。
NFT初心者はPolygon一択!まずは「売り買い」をマスターしよう!
Polygonのメリットは、
- 手数料が安い(かからない)
- NFT化(Mint)が無料
- 出品(List)が無料
- 出品キャンセルが無料
- 購入できるNFTが比較的安い(買いやすい)
こんな感じで、NFTの練習場にもってこいなんですよね。
冒頭でも述べた通り、素人さんはPolygon一択だと思っています。いきなりイーサリアムに突っ込むのは相当資金に余裕がある方以外、やめておく方が無難でしょう。
市場が大きいイーサリアムには、いずれ挑戦するべきだとは思いますが、まずはPolygonがおすすめ。
特に仮想通貨やブロックチェーンの仕組みを理解していないユーザーにとっては、イーサリアムはストレスでしかないでしょう。せっかく楽しいことなのに疲れてしまってはもったいないです。
失敗が少ないPolygonで練習を積み、やがてイーサリアムへと旅立ちましょう。
NFTの始め方を解説!初心者でも分かるロードマップを作りました⇩

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