「NFTに興味があるけど、よくわからない…」
「自分のアートをNFT化したいけど、どうやればいいの?」
「NFTってお金かかるの?素人でもできる?」
「メタマスクとかオープンシーってなに?」
「仮想通貨わからないとできないの?」
大丈夫です。すべて初心者向けに解説していきます。
結論、仮想通貨のことが全くわからなくても大丈夫。必要最低限の知識はこの記事にまとめてあります。
NFT自体が一般的に浸透しておらず、まだまだネットからの情報が得にくい現状です。iPhoneが世に登場した時も「iPhoneなにそれ?」って感じだったように、まだNFTは得体のしれないモノとして当然な環境だといえます。
まだまだこれから一般化していくのには時間がかかるとは思いますが、すでに興味を持って調べているあなたは、それだけでも凄いことだと私は思います。参入しようにも初心者には結構ハードルが高いのも事実…。私もかなり苦労しました。
この記事では、そんな苦労した経験をまとめた内容になっておりますので、完全素人さんでもNFTが始められるように全力でサポートさせていただきます。
最後までお付き合いいただければ、無事NFTクリエイターとして始めることはもちろん、仮想通貨に対しても身近な存在となるでしょう。きっとNFTのことがもっと知りたくなりますよ♪
NFTアートの始め方「ロードマップ:7つの手順」
NFTアートを始めるために、7つの手順を用意しました。
- MetaMask(メタマスク)のアカウントを作る
- OpenSea(オープンシー)のアカウントを作る
- PolygonチェーンでNFTを作成する
- PolygonチェーンでNFTを売る方法
- PolygonチェーンでNFTを買う方法
- 口座開設してNFTアートの売上を受け取る準備
- NFTの売上分を現金化(日本円に)してみよう
初心者にも理解しやすいように、あえて小分けにして解説していこうと思いました。調べてみると初心者には見ただけでお腹いっぱいになってしまう解説記事が多く、私には結構つらかった印象です。
私の記事では、一つずつ小分けにして紹介していきますので比較的理解しやすいはずです。たぶん(笑)
一気にやると大変だと思いますので、日を跨いでロードマップを進めていくのもアリだと思います。

手順➀から手順⑦まであります。結構大変だとは思いますが頑張っていきましょう!
手順➀MetaMask(メタマスク)のアカウントを作る
まずお財布を作ることから始まります。メタマスクウォレットと呼ばれる暗号通貨(仮想通貨)を保有するデジタル上の財布です。
このメタマスクがないと何も始まりません。あらゆるところで出番があるのでさくっと作ってしまいましょう。

手順②OpenSea(オープンシー)のアカウントを作る
次は、NFTアートを売り買いするプラットフォームOpenSea(オープンシー)のアカウント作成です。
世界的にも取引数の多い超有名な市場になります。フリマアプリでいえば「メルカリ」のようなイメージ。フリマアプリの中でも特別登録されている商品数が多いですよね?シンプルにユーザー数が多いというのは大きなメリットになります。売る人も買う人も自然と集まるので、自分のNFTも観てくれる確率が上がります。もちろん競合も多くなりますが(笑)
日本のNFTクリエイターも多くがOpenSeaを利用しています。OpenSeaがマストです。

手順③PolygonチェーンでNFTを作成する
NFTといえば「ブロックチェーン」です。ブロックチェーンは人によってさまざまな表現がされていますが、主に改ざんできないデジタルデータと覚えておきましょう。誰がNFTを発行して誰がそれを購入したか、そして今誰が所有しているのか、すべて履歴が残ってしまいます。
改ざんできないわけですから、安心して価値のあるコンテンツを所有することが可能になります。
ここでPolygonチェーンの説明に入ります。
ブロックチェーンにはいくつも種類が存在しています。ここでは2つを例に解説します。
- Ethereumチェーン(イオンのような大きい商業施設)手数料高い
- Polygonチェーン(商店街のような小さい商業施設)手数料安い
このようなイメージで認識しておくと良いでしょう。
今回おすすめするのは、Polygonチェーンです。
理由は、圧倒的に手数料の観点から。専門用語で「ガス代」と呼ばれるものです。Polygonチェーンではこのガス代がほとんどかかりません。売れた時に少額の手数料が引かれる程度で、それ以外は基本的にかかりません。
一方、 Ethreumチェーンでは膨大なガス代を要求されてしまう可能性が常につきまといます。しかも、NFT発行時、売りに出すとき、買う時、出品キャンセル時まで発生してきます。初心者はこれだけで参ってしまうかも。
まずは、PolygonチェーンでNFTを楽しみ、慣れてきたら市場の大きいEthreumチェーンに挑戦してみる感じがベストだと感じます。
≫ OpenSeaのPolygonチェーンでNFTを作成する

手順④PolygonチェーンでNFTを売る方法
PolygonチェーンでNFTを発行させたら、NFTを売買してみましょう。
売りに出すときは、価格を設定するだけなので非常に簡単です。Polygonチェーンならガス代はかからないのでガンガン出品してみましょう!

手順⑤PolygonチェーンでNFTを買う方法
NFTを買うのは結構大変です。「仮想通貨」を購入してからNFTを購入する流れとなります。
銀行振込やクレジットカードでNFTを直接購入することができないんですよね。今後はできるようになるという噂も…
初心者の方は、PolygonチェーンでのNFT購入をおすすめします。理由は、イーサリアムでのNFT購入が初心者にとってはハードルが高すぎるためです。ガス代(手数料)が高すぎますし、知識のない状態で飛び込むのはおすすめしません。
まずはNFTの世界に慣れ、使い方や経験を積んでからの方が無難です。

手順⑥口座開設してNFTアートの報酬を受け取る準備
NFTを発行し出品まで達成した方は、もしかしたら自分のNFTが売れた方もいらっしゃるかもしれません。
メタマスクウォレットに売れた報酬(ETH)がある方は、その受け取り準備を進めていきましょう。仮想通貨は不便でして、そのまま銀行のように引き出すことができない仕様となっています。
受け取るためには、仮想通貨を日本円に変換する必要があり、専用の口座開設が必須となります。
私は口座開設が簡単で、審査も比較的早いとされるCoincheck(コインチェック)を利用しました。私と同じ初心者の方はコインチェックが安心かと思います。最初から最後まで全て日本語に対応しているので、登録もスムーズに進めることができます。
もし、まだ「NFTアートが売れていない!」という方も、いつしか突然売れる日がやってきます。私も初めて売れた時は、突然のことでビックリしたのを覚えています(笑)
何かとやることが多いNFTの世界…。できることはなるべく早めにやっておく方が良いと思っています。コインチェックは2~3日で利用できるようになりますよ♪

手順⑦NFTの売上分を現金化(日本円に)してみよう
NFTアートが売れ始めた方は、メタマスクのウォレットにPolygon(ETH)が溜まってきたはずです。
ここで初めて、
「そろそろ現金化してみたい」
このように思い始める方がいるはずです。しかし、仮想通貨の現金化は簡単ではありません。
専門用語で「GOX(ゴックス)」と呼ばれる現象が、初心者に立ちはだかる大きな壁となります。
これは「資産を失う」ことを意味しており、仮想通貨の独特な仕様によって意図しない結果を招くことにあります。
ということで、GOXしないように現金化する方法を関連記事にまとめました。

【知っておくと便利】NFTの雑学
NFTを楽しむ上で「知っておくと便利なこと」を記事にしてまとめています。
自分のNFTをSNSで配布する方法「エアドロ」
Twitterではハッシュタグを利用した「Giveaway企画」が盛んに行われています。
「エアドロ」とは、送りたい相手のウォレットアドレス宛に自分のNFTを送信することを指します。エアドロ企画は単に認知を広げるだけでなく、自分のNFTオーナーを増やすことにも繋がり、さまざまなメリットをもたらします。
うまく活用することで、自分の作品を拡散することにも繋がり、同じNFT仲間を増やすきっかけにもなるでしょう。
シンプルに楽しいので一度やってみることをおすすめします♪

無料でNFTアートを手に入れる方法
こちらは、エアドロ企画を利用して「NFT作品をもらっちゃおう」という方法です。
Twitterでは確率が低いものの、すでに価値のあるクリエイターさんがGiveaway企画を実施していることが多々あります。実際に高い値がついているNFTをエアドロしてくれる場合もあるので、参加する価値は大いにあります。また、自分のコレクションを増やしていく(コレクティブル)目的としても良いでしょう。
中には、これから人気の出るクリエイターさんに目をつけ、早い段階からNFTを所有するという方法もあります。
どちらにせよ、無料で参加できる企画ばかりなので、どんどん活用する方がいいと思います。ぶっちゃけ、ただ楽しいからっていう理由もあります(笑)

NFTに必要な専門用語をチェックする
日々、NFTのことをチェックしていると、必ず分からない単語が出てきます。
自分で調べていくうちに覚えていくものなので、できる限り自分の手を使って学習していくことをおすすめしたいです。
とはいえ、なかなかその都度調べるのは大変なので(自分が大変だった)、困ったときは当サイトのNFT専門用語集をチェックしてもらえると嬉しいです。ただ私が喜ぶだけです

【誰もが通る】NFTの分からない疑問を解決しよう
「誰もが通るNFTの疑問」ということで、初心者の私が経験してきた疑問を記事にしてまとめています。
出品ができない
「ちょ…見たことのないエラー?変な英語が出てきた…」
NFTを売りに出すとき、突然意味のわからないエラーのようなものが出るときがくるはずです。
それが「フロア価格」です。フロア価格とは、いま自分の所有するコレクションの最低流通価格を意味しています。最低流通価格とは、たとえばコレクション内で0.05ETHのNFTしかない場合、最低流通価格も0.05ETHとなります。この場合、新たに出品する際「価格が0.05ETH以下では出せません」という案内が表示されてしまうのです。
そんな理不尽な…と言いたくなる案件ですが、解決策はもちろんあります。
ほかにも方法があるので、よろしければ詳細記事をどうぞ。
≫ OpenSeaのfloor price(フロア価格)を攻略する

NFTコレクションを整理したい
ブロックチェーン毎にコレクションを整理している方もいるかと思います。
「NFTを別のコレクションへ移動したいけど、このタイミングで売れちゃった…別のコレクションへ移動させたいから一度買い戻すしかないのかな…」
その必要はありません。購入されてもコレクション間の移動は可能です。
これでOK。
例えば、Aのコレクションで販売したNFTをBのコレクションへ移動することが可能です。一度指定したコレクションで販売が成立しても、後々別のコレクションへ移動することは可能ということになります。
結構、クリエイターさんの間で話題になった方法なので、覚えておくと良いかと思います。

自分だけのおしゃれなコレクションを作りたい
「CYBER」という無料で作れる3Dコレクションがおすすめです。
簡単に自分だけのオリジナル博物館を作ることができるので、よりNFTライフが活性化すること間違いなし!利用方法も少し触る程度で理解できちゃう簡単設定なのもありがたい点です。
写真を使って解説しているので、試してみたいという方はぜひ詳細記事を。
≫ CYBERを利用してNFTコレクションを3D表示させる方法

おすすめのNFTクリエイターをまとめて紹介「CRYPTO COLLECTIONS」
NFTアートを見つけるのって、実は結構大変だったりします。
OpenSeaのようなプラットフォームで探そうとすると、膨大な作品数に一度は驚くかと思います。そしてその価格に驚きます。
そこで、私のおすすめするNFTクリエイターを紹介している「まとめ記事」を置いておきます。新規参入者から実力者まで多数掲載していますので、「探すのが面倒..」という方にもおすすめできるものとなっています。
発展途上のNFTアート業界。ものすごい実力を持っているのに、「ただ埋もれているだけ」というのが現状かと思います。見ているだけでも楽しいのがNFTアートの良さ。ぜひ覗いてあげてください♪

最後に宣伝…【CRYPTO CHASER】Created by 10kun
当ブログ管理人は、【CRYPTO CHASER -かわいい追跡者-】というコンセプトでNFTアートを作成しています。
NFT業界を盛り上げたい気持ちと、NFTの可能性を信じて運営しております。
定期的に作品を更新しているので、ぜひ覗いてもらえると嬉しいです。
≫ ブログ管理人のNFTコレクションを見る「CRYPTO CHASER」

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